日本アルプス

涸沢カール 燕岳 八方池 西穂独標 唐松岳 蝶ヶ岳

涸沢カール(2,300m)

毎年、行きたいところのトップに上がる涸沢カール、涸沢カールは特に紅葉で有名な山、時期は9月末から10月2週目ぐらいが見頃となります。今回は10月2週目の休日に登り、1週目が紅葉のピークでしたが台風の影響で断念しました。ネット情報でテント場は2,000張りだったそうで、上高地はいつもさわんどバスターミナルに車を止めて、シャトルバスを利用するのですが、テント場の場所取りのためタクシーをチャーターしました。プチ情報として、タクシーの順番取りはあまり気にすることはいりません、上高地のゲート(中の湯売店前)の開門時間にはほぼタクシーが隊列を組むからです。上高地バスターミナルに到着したら、ここからが競争となります。真っ暗なバスターミナルからヘッドランプ装着して、梓川沿いに河童橋・徳沢・横尾大橋まで約10km一心不乱に歩きます。

横尾大橋から本格的な登山道が始まります。本谷橋付近に来ると一気に紅葉が広がり、景色は最高ですが坂がきつくなります。バスターミナルから横尾橋まで平坦な道なので、調子に乗って飛ばして歩くとここらへんでへばります。

テント場に到着すると良い場所を確保してテントを張ります。ベニヤ板の貸し出し(早い者順)もありますが、平たい場所を探すとベニヤ板なしでも全然大丈夫です、私は借りませんでした。テント設置したら受付を済ませお昼に、今回は荷物が多いので昼食は山小屋で、おでんとビール(MAMMUT)を頂きます。

ここから晩までのんびりとした時間を過ごします。今日のビストロです。

だんだんとテントの数が増え夕刻には、聞いた話ですが本日も2,000張りだったそうです。涸沢ヒュッテからテント場の景色が有名なので、お決まりのように写真に納めに行きます、ちなみに三脚は必須です。2,000張りもあると自分のテントが何処か、またどこの道を歩いてきたのか、分からなくなるので必ず自分のテントの場所を覚えておきましょう!星空が綺麗なのも有名なので、星空撮影にもチャレンジします。

涸沢カールの夜明けです。この日の朝は雲一つない晴天、おまけに綺麗なモルゲンロートが現れ、登山客の大撮影会が始まります。日が昇ると次は、綺麗な涸沢ブルー!良い登山となりました(^^♪

下山してきたら、横尾橋から河童橋までのんびりと、景色を楽しみながら帰ります。特に徳沢キャンプ場付近の沢沿いの景色が綺麗です。徳沢のMICHIKUSA SHOKUDOで山菜そば・ソフトクリーム美味いわ~!!

最後の力を振り絞って、明神一之池に道草します。池に映る山のリフレクションを堪能して、今回の登山は終了です。涸沢は往復30km以上の長いコース、無茶疲れましたがそれ以上の紅葉が楽しめたので、また行くか?聞かれると行くと答えると思います。

燕岳(2,763m)

燕岳は今回で2度目の登山、前回は日帰計画で天候が悪くガスガス、おまけにミゾレ交じりの雨にやられてこんな感じでした!今回はリベンジのテント泊登山でのんびりと登ります。

今回も同じく中房温泉近くの登山口から登ります。駐車場は安曇野市営 第1駐車場です、調子に乗って車運転開いてると通り過ぎますので要注意です。中房温泉から激坂で始まり、夏登山でしたので暑さと虫。。。特に虫にはずっと悩まされました。途中の合戦小屋のスイカが有名とのことで、人前500円いただきました、甘い!!前回と違い天気は良好のようです、テント泊楽しみます。

燕山荘に到着したら早々にテント場を確保して設営、残雪があるので雪解け水の影響がない場所を考慮して選びましょう。設営が終わったら腹ごしらえ、今回は山荘の食堂でカレーを頂きました。サクサクのカツが美味しかったです。

腹ごしらえが終わると山頂付近まで散策します。山頂ではイルカやメガネ岩が有名で、彼方には北アルプスで特に槍ヶ岳は存在感をアピールしています。話変わってこの日は虫が凄い!!!、虫よけスプレイやオニヤンマ君持参しましたが効果なし。標高2,763mではオニヤンマがいないのか、怖がりもせず寄ってきます。下山後、登山用防虫ネットを速攻でモンベルで買いました。

長野の山に登ると高確率で雷鳥に出会えます。今回はテント場のすぐ近くから親子の雷鳥が現れ、登山客大集合の撮影会が始まりました。このためにnikonのナナニッパ持ってきて正解、ただただ重かったけど報われました。

この日はテント泊、山頂で夕日を眺めながら一杯やりました。多分ダイヤモンド双六岳を写真に収めること出来て良かった!!夕日に照らされる燕岳最高に綺麗でした。

夜中に天の川バックに、燕山荘の写真を撮るつもりでしたが起きられず、朝を迎えてしまいました。

八方池(2,60m)

八方池は長野県白馬村の八方尾根にある、天気が良ければとてもきれいな池です。ロープーウェイでも登れますが、人の写り込まない風景を撮りたい場合は、黒菱駐車場へ車を止めて早朝から登るのがお勧めです。ここの駐車場からは、立ってるのもしんどいくらいの激坂から始まります。

ロープーウェイからの登山道はこんな感じです。紅葉の時期は眼下に見事な景色が堪能できます。

初めて登った八方池、雲一つない晴天に無風。運良ければ見事なリフレクションを楽しめます。掲載していませんが、2度目の八方池はミゾレ交じりの強風で、スゴスゴ撤退した経験もあります。

西穂独標(2,701m)

独標は西穂高で、これ以上は高所恐怖症が行く限界?そこからは上級者コースと言われています。新穂高ロープーウェイしらかば平駅からスタートします。今回は西穂山荘テント泊で1泊2日の登山です。新穂高ロープーウェイ西穂高口駅から針葉樹林の中をのんびりとマイナスイオンを感じながら登ります。西穂高山荘のテント場に着くと受付を済ませテント設営と昼食の日清焼きそば!!

さて次はメインのお山、独標に向けて登ります。ところどころ急な岩場はあるものの、西穂丸山までは普通に尾根線歩き。独標の外観見てビビるわたくし、しかしながら意外と行けました。最終独標の登りは急ですが、滑落する危険もそれほど感じませんでした。。。その先は高所恐怖症を克服してからにします(^^♪

景色を満喫しながらゆっくり下山。遠くに意外と大きく見える焼岳に以外に感動!!西穂山荘に下山後は、名物西穂ラーメン!!醤油味のラーメンとビールは最高でした(^^♪

しかし今夜から天候悪化!!雨わ降るわ、遠くで雷は鳴るわ、なかなか大変なテント泊でした(^^♪
早朝より丸山まで、お来光を見に行きましたが、今回は今一でした寒い寒い!!

唐松岳(2,696m)

唐松岳は白馬村に位置し、いつもは八方第3駐車場で車中泊、周りは静かでぐっすり寝られるのでお勧めです。朝一番で八方駅からゴンドラでスタート、あとリフト2つ乗りつけば八方池山荘まで行きます。紅葉の時期はゴンドラから見事な紅葉が楽しめます。今回天気は曇り、八方池付近では強風のため、残念ながら白馬三山のリフレクション(過去pic)は見れませんでした。

八歩池から山頂手前まではなだらかな登山道、山頂手前で少し急なオイオイとなる狭い尾根伝いの道になります。今回の登山では、かろうじて天気は持ちこたえてます。

山頂に着くと山荘から山頂まで綺麗な稜線、唐松岳からの有名な景色、唐松岳山上山荘の景色!天気が良ければ西方向には剱岳が見れるはずですが、天気が荒れてるもようで見ることはできませんでした。天候がややこしくなってきたので、山頂目指しますが強風で立ってるのがやっと、何とか山頂ゲット出来ましたがほんまやばくなってきたので即撤退開始!!山登り経験上、ほんまやばいかと思う時間を過ごしました。その後は悪天候のピークは越えましたが、下山するまではカッパ着ての下山となりました。

蝶ヶ岳(2,677m)

蝶ヶ岳は常念岳の南にある山で、今回は上高地側から登りました。上高地側からは徳澤園から登るルートと、横尾側から登る2ルートがあります。徳澤園側ルートは坂は緩やかではあるが、長い針葉樹林帯と無景色で心が折れます。一方横尾側ルートは距離が短い分傾斜が急でありますが、危険ということはないので初心者でもどちらから登っても問題ありません。今回は徳澤園=>蝶ヶ岳=>横尾のルートで登りました。割愛してますが登山道は針葉樹林帯を永遠と登った先に、尾根伝いはこんな感じで現れます。

天気が良ければ眼下には安曇野市、360°見渡せば有名な山々(富士山・御嶽山・乗鞍岳・焼岳・穂高連峰・槍ヶ岳・常念岳・八ヶ岳・南アルプスetc)を堪能することが出来ます。

今回の登山時期はゴールデンウィーク、山頂付近はほぼ雪はありませんでしたが、登山道はほぼアイゼン必要ですので装備は念入りに。山頂でいい感じの写真が撮れたのでUPします。最後は私のアップで締めくくりです。

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